糖尿病の人の旅行 糖尿病の人であっても、合併症などで安静にしていないといけない、という場合でなければ、もちろん旅行を楽しめます。 糖尿病の人にとっては、運動をする良い機会でもあります。 ただし、注意しなければいけないことがあります。 インスリンや薬を処方されている人は、これらを忘れずに。 飛行機に乗る場合は、必ず携帯して手荷物として持ち込むこと。 旅行中は運動量が増えるので、低血糖になった時のためのブドウ糖も忘れずに携帯しておきましょう。 糖尿病であるという説明書を医師に依頼して作成してもらいましょう。 同行の人に、自分が糖尿病であることを伝えておくことも大切です。 旅行中の食事は不規則になりがちなので、バランスよく必要量を食べることを普段以上に心がけてください。 特に団体旅行で同じ料理を出される場合は注意して食事を取ってください。 宿を予約する際、食事の配慮を申し出ておけば安心できますね。 今は、高齢者やアレルギー患者、生活習慣病の人に配慮した、減塩食・糖尿病食・アレルギー源を使わない料理を出す宿も多くあります。 また、糖尿病の人や糖尿病に関心のある人をを対象とした医師同行のツアーもあります。 機内食は前もって申し出ておけば、糖尿病食で対応してくれるところもあります。 糖尿病に対応してくれる宿やサービスはたくさんありますので、普段から情報を集めておくと良いですね。 旅行では、無理をせず、余裕のあるスケジュールを組み、楽しく過ごしてください。 |
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糖尿病の人の運動療法 食事と運動、両方が糖尿病の治療の基本となっています。 運動をするための筋肉を動かすエネルギーには、ブドウ糖(血糖)が必要です。 すなわち、運動するということは、血液中の余ったブドウ糖が、筋肉の細胞内に取り込まれること。 その結果、血糖値が下がるのです。 このように、運動はインスリンの働きが悪い糖尿病の人には大切なことなのです。 運動療法では、脂肪の利用による体重の減少・ストレス解消・体力の増強で健康な体づくりの効果もあります。 血糖値は食事の後1時間?1時間半でピークになるので、この時に運動を開始すると血糖を抑えられます。 運動はウォーキング、ジョギング、水泳など有酸素運動が適しています。 運動療法による、糖に対する効果は約48時間と言われています。 運動量の目安は1日150キロカロリー。 ウォーキングなら30〜40分。 軽いジョギングだと20分くらいが目安です。 毎日できなくても、週3回、1日おきと、できる範囲から始めましょう。 また、通勤や買い物などの途中で、歩く時間を作るなど生活リズムの運動を組み込むのも良いでしょう。 掃除や階段を歩くなど、日常の動きも運動につながります。 ただし、血糖値が極端に悪い時や、高血圧などの場合には、運動によって合併症を起こす場合もあります。 運動療法は、医師と相談の上、適切に行ってください。 ただし、運動だけでは血糖のコントロールはできません。 規則正しい食事を取ったうえで、運動を続けることにより上手に血糖値をコントロールができるのです。 |
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